カレーライス [エッセイ]

カレーライス

妻が8年目にして日本のカレーライスの味を極めた。
感激した。
今まで、妻の日本のカレーライスはどうしてもタイ風の味付けになってしまっていた。
長いあいだお父さんに美味しいカレーライスを食べさせたくて、それなりに努力していた。
一昨日妻がつくったカレーライスはまさに日本の家庭でつくるものと同じ味であった。
風味、やや強めの粘り気、匂い、適当な辛さ、どれをとっても合格点をあげられる。
カレーパウダーはバンコクとちがって日本のものが入手できないので、現地のカレーパウダーを使う。小麦粉もタイ産のものだ。味の決め手となる、玉ねぎと馬鈴薯はチェンマイ産の品質のよいものがコーンケーンのビクシーで常時販売されているので、バンコクと同じくらい恵まれた環境にある。バンコクはもっと恵まれていて、スクンビットのフジスーパーでグリコワンタッチカレーでも、ハウスバーモントカレーでも簡単に入手できるが、値段は日本より高めの設定だ。
にほんより輸入されるので輸送費が加算されそれで値段が跳ね上がっている。
フジスーパーはコーンケーンにはないけれども、お母さんよくがんばってこの味に到達することができた。
ありがとう、おかあさん。
美味しくて、何杯もおかわりをしたおとうさんでした。

srachai from khonkaen, thailand
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